結婚の先に出産を見据えて、「◯歳までに結婚して子どもを産む」という夢や計画を、一度は考えたことがある女性は多いでしょう。

一方、男性はどうでしょうか?私自身も、「20代のうちは遊びたい」「今の給料で結婚はちょっと…」「仕事が忙しいので、落ち着いてから考える」などと思っていました。しかし、実際に回りを見てみると、男性にも結婚適齢期があり、その機を逃すことで、結婚の難易度が変わってきます。

今回は、様々な統計情報と、私も含めた30代独身男性たちの実情を交えながら、男性の結婚適齢期についてご紹介します。

みんなの平均初婚年齢は?

「結婚なんてまだ先の話」と思っていたのに、周りが次々に結婚してしまうと、何だか焦ってきますよね。何歳くらいで結婚する人が多いのか、政府の統計データなどから、最近の結婚事情をチェックしました。

右肩上がりに上昇中!平均初婚年齢

晩婚化の時代などと言われていますが、本当でしょうか?

2015年の厚生労働省統計情報部「人口動態統計」によると、平均初婚年齢は夫が31.1歳、妻が29.4歳で、5年前の2010年と比べると、夫も妻も0.6歳プラスになっています。

1950年を見ると、夫は25.9歳、妻は23.0歳となっており、男性は約5歳、女性は約6歳プラスとなっていて、晩婚化しているのは明らかです。

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生涯独身の男性が増えている?生涯未婚率

晩婚化だけでなく、生涯結婚しない男性も増えています。

国立社会保障・人口問題研究所が発表した「人口統計資料集2014」によると、1965年時点で、生涯未婚率は男性1.50%、女性2.53%でしたが、2010年には、男性が20.14%で女性が10.61%でした。

45年間で男性の生涯未婚率が約13倍に増加し、女性の生涯未婚率を大きく上回りました。

男性の生涯未婚率が女性を上回ったのは1990年。以降、女性の生涯未婚率の上昇に比べると男性の生涯未婚率は高い伸びを見せ、今や男性の5人に1人は生涯独身です。

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地域で違うの?都道府県別の平均結婚年齢

私も都内に住んでいますが、田舎に帰るとよく「同級生の○○君は結婚したね~。仲良しの●●君も、子供できたってさ」なんて親に言われ、焦ります。

都会よりも田舎の方が、平均結婚年齢が若いのでは?そこで、実際に都道府県別の平均結婚年齢を調査しました。

2014年の厚生労働省統計情報部「人口動態統計」によると、都道府県の平均結婚年齢(初婚年齢)は高い地域と低い地域で約2歳の差があることがわかっています。あまり大きい差には感じませんが、やはり地方の結婚年齢の方が早いという感覚は正しいようです。

平均結婚年齢の都道府県別ランキングTOP3

平均結婚年齢は、男女いずれも首都圏の平均結婚年齢の高さが目立ちます。

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<男性の平均結婚年齢(全国平均31.1歳)>

高い地域トップ3

1位 東京都32.4歳(平均+1.3歳)、2位 神奈川県31.9歳(平均+0.8歳)、3位 埼玉県・千葉県31.5歳(平均+0.4歳)

低い地域トップ3

1位 宮崎県29.9歳(平均-1.2歳)、2位 山口県30.1歳(平均-1.0歳、3位 香川県・愛媛県・岡山県・和歌山県・佐賀県30.2歳(平均-0.9歳)

<女性の平均結婚年齢(全国平均29.4歳)>

高い地域トップ3

1位 東京都30.5歳(平均+1.1歳)、2位 神奈川県30.1歳(平均+0.7歳)、3位 京都府・高知県29.7歳(平均+0.3歳)

低い地域トップ3

1位 福島県・山口県28.6歳(平均-0.8歳)、2位 宮崎県・岐阜県・愛媛県・和歌山県(平均-0.7歳)28.7歳、3位 岡山県・山形県28.8歳(平均-0.6歳)

今や全国に広がった晩婚化の流れ

平均結婚年齢の地域差は、昔よりも都道府県別の差異が少なくなっています。たとえば1950年の統計では、男性の平均結婚年齢が、最も高い東京都で27.7歳だったのに対し、最も低い徳島県は24.7歳と3歳差がありました。

それに対して2014年の統計では、高低差が2.4歳となっています。

また、女性の場合も1950年に平均結婚年齢が、最も高い東京都が24.3歳だったのに対して、最も低い富山県は21.1歳と3.2歳差ありました。

一方、2014年の統計では高低差が2.1歳になっています。都道府県別の差が小さくなり、全国的に晩婚化が進んでいるといえます。

男の結婚適齢期とは?

「結婚なんて、いざとなれば、いつでもできる」と思っていませんか?適齢期を逃してしまうと、なかなか結婚できなくなりますよ。

実際に昨年同窓会で集まった際の話ですが、30代前半の私の友達は10人中5人が3年前までに結婚。残り5人は未婚で、彼女もいませんでした。口々に「結婚できる気がどんどんしなくなってきた。。。」と話していました。
実際にはどうなのか?適齢期というものが存在するのか?気になったので、結婚適齢期を統計データから調べてみました。

35歳を過ぎると結婚できる確率が激減

2010年の総務省「国勢調査」によると、2005年に35~39歳だった男性の未婚率は30.9%なのに対し、5年後の調査で40~44歳になったときの未婚率は27.9%と、3%しか減少していませんでした。未婚者が10人いたとしたら、5年間で1人しか結婚できないということです。

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女性の年齢にも配慮を

適齢期を考えるうえで、考えたいのが相手の女性の年齢です。

女性が結婚を急ぐ大きな理由の一つが「出産」です。35歳以降の出産は、「高齢出産」と呼ばれ、出産に関するリスクが高まります。
男性が「今はまだ仕事中心で行きたい。結婚はいずれすればいい」と思っていても、お付き合いしている女性が早期の出産をのぞんでいる場合は、リスクを考えて離れていってしまうかもしれません。女性の年齢に配慮して、結婚を急ぎたいという気持ちを理解することが必要です。

意外に早い!男性の適齢期

社会人になって4~5年経ち経済的に安定し始めると、男性でも同い年の友人や職場の同期が1人、また1人と結婚していくものです。そのときになって、「自分は結婚できるだろうか?」「まさかこのまま一生独身かも!?」などと焦る気持ちが湧いてくる人もいるでしょう。

そうした社会的な適齢期だけではなく、生物学的な適齢期について指摘する声もあります。それは精子の老化による男性不妊です。女性の卵子の老化はよく知られていますが、男性側も35歳を過ぎると精子が老化しはじめるといわれます。精子が老化すると、精子の運動率が低下し、女性が妊娠しにくくなる傾向があります。

そうした点を考えると、男性の結婚適齢期は社会人4年目ごろ~30代前半までと考えたほうがよいでしょう。

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男性も結婚適齢期を意識して!

今回ご紹介した結婚に関するデータは、あくまでも統計です。タイミングさえ良ければ、結婚適齢期を過ぎても結婚相手が見つかる場合もありますし、40代以降でも結婚できる人はいます。焦って安易に結婚するのは良くありませんが、一方で国立社会保障・人口問題研究所の「第14回出生動向基本調査」によると、結婚に至るまでの交際期間は年々長くなっており、2010年の時点で結婚までに平均4.26年かかっています。「結婚なんてまだ先」と考えている人は、交際期間についても考慮しておくのが良いでしょう。